リオデジャネイロで開催されたパラリンピック視察のため、人生初のブラジルへ行った。電車やバスに乗ったり、海岸へ行ったり、外で食事をしたり、街を散策したり。地球の裏側で、多くの場所へ行けた …

幸せにできなくとも、不幸にはさせない
「異形に対する心の壁は、慣れることでしか解消されない」 ある研究者が残した言葉だ。彼は障害があって、社会からの差別に苦しんだ。 「異形」…普通とは違う形・姿をしていること。また、そのさ …
桜と少年
中日新聞・東京新聞で、家族に対するインタビュー記事が掲載された。随分ふてぶてしい顔をしているけど、内容は至って真面目・・・笑 今回、この記事を見たある女性から、中日新聞さんに連絡があっ …
いつか小学校の作文のように感じるまで
「バリアバリュー」を出版して、あっという間に、1ヶ月以上が経つ。書いてよかった!など、と言えるほど、時間が経ったわけではない。少しだけ出版に至るまでのこと、心境の変化を書き残そうと思う …
久しぶりに、生きることが辛いと思った日
「車いすで生きることって辛いんだな…」 出張先のミャンマーで、久しぶりに感じた。 二十数年生きてきて、いろんなことがあった。それでも、辛いと思うのは、久しぶりだった。なにが辛かったのか …

本を書くこと、今を残すこと
「胸を張って伝えられることはまだなにもない」。複数社からお声がけを頂きながら、断り続けた出版。 それでも、2013年の心肺停止を機に、なにか残さなければと、思いを新たにした。 2009 …
大阪の彼女とハイチュー
高齢者や障害者に対して、日本人は無関心か過剰のどちらかで、見て見ぬふりをする人、声すら掛けない人と、お節介までしてしまう人、過剰な配慮をする人に分かれる。かくいう僕がそうだった。いつも …
あるとかないじゃない。あるはずだから。
2014年は変化の連続だった。社会の変化、事業の変化、組織の変化、生活の変化、そして、なにより自分自身の心の変化だ。 手術から1年が経った頃、病室で感じていた生きていることへの感謝とか …
かわいそうな人ではない。一人の人と向き合うために
日本は、障害者や高齢者に対して、無関心か過剰だ。 見て見ぬふりをしたり、時におせっかいだったり。 かわいそうな人を助けてあげなければいけないとか、 車いすの人を見たら押してあげなければ …

じわじわ電球を今日も待つ
去年の秋ごろから、ずっと電球が切れていた。 廊下も、脱衣所も。 車いすではもちろん、なんとか立ったとしても、 まるで届かなかった。 年末にまとめた2014年 …